12月23日 (水)

色々考えて モンキーのフロントフェンダーを
下げる決意をしました。

それに当たり 「プロトタイプ版」と「改良版」の
2種類を実践してみました。

結果を、ここに書きます。


まずこちらの
フェンダを、下げる前の写真になります。
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フロントフェンダーとタイヤとの
間が、ご覧の通りかなり空いて
おります。
(´;ω;`)



ショップ 社長曰く


「 帽子を空中で被ってるのと同じだぞ・・
  これはカッコ悪い・・・ 」
と被っている帽子を、上に持ち上げました。
Σ( ̄ロ ̄|||)

流石に、そう言われると・・ 
やるしかない・・・・!

重い腰を、奮い立たせ!
考える事 一週間

まずは、今付いている
フロントフォークの、調査を進めます。

付いているのは・・・20年数年前の
早矢士 フロントフォーク

年代物の為
フォークピッチサイズを、ネットで探しても
出てこない・・・・
(´;ω;`)

仕方なく今付いているのを
徹底的に、調べる上げる事にしました。


こちらが、独自調査した。
寸法になります。

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早矢士の26φ 正立フロントフォーク

フォークピッチ 165mm
フォーク 41外径(ダストシール含む)
フォーク 40外径(ダストシール含まない部分)
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図る事に時間を要し
素人ながら、徹底的に調べて見ました。

しかし?
実際どうやって? 下げるのか?
まだまだ 判らない事だらけで
何から?手をつけていいのやら・・・

市販品があるかな・・・?
ネット通販モノを、確認していきます。

165mmのピッチ幅の スタビライザーは
そうそう、販売も無く・・・

やっと見つけたスタビライザーも
ノーマルフォーク倒立 165mm用
販売は田中商会 様から
販売をしておりますが・・・

噛ませるアーム部分の外径が
38φの為、取り付け出来るか?
不明な点が多すぎます。
( ・Д・)

1万を超えるパーツでは・・・
財布に、あぶなすぎる。
(((( ;゚д゚)))

武川・キタコ・シフトアップ・G-クラフト・田中商会
中国系 etc・・・・

主要なメーカーを、全てチェック致し
大体 どのメーカーも 一番小さくて 
173mmのフォークピッチ幅 ・・・

もう・・・20年前のフロントフォークなんぞ
サポートしないですよね・・・
良く分かります。

HONDA エイプのどこかのサイトで?

アルミ板を曲げ、ホースバンドで組み付ける
と言うのを、見つけました!


これだ! これ!これでいける!


しかし・・・適当にアルミ曲げ
穴開けても、きっと失敗の元だし・・・
何個アルミを使ったらできるのか・・
怖い為

禁断のCADへ手を出しました。

CADなんて使った事はないのですが・・・
丸二日かかり、CAD作成した。

その結果 出来ました図面!


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この図面を元に 部品の開発へ踏み切ります。
果たして・・・どうなるのか・・
図面では 8Mと適当な穴を指示してますが

フロントフェンダーの穴は 6Mとなります!

遊びが欲しい場合は 8Mでも良いでしょう
多少大きくしても、良いかと思います。

私は 6Mドリルの歯を買ってしまったので・・・



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買ってきた部材が こんな感じです。

市販のステレス鉄板 圧さ 2mmです。
それにホースバンド 2個

で図面を元に 万力使い折り曲げていきます。
折り曲げる際は根元を持ち 手で簡単に折り曲げられます。


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で折り曲げた ステンレスがこちら! 
図面の通りになりました。
ぴったり イクと嬉しいもんです。

穴のイチは間違っていたら・・困るので 
2カ所あけています。

穴は 6.25mmのドリルの歯を使っております。
しかし・・アルミの板は穴開けが堅いので・・・
ちゃんと固定して穴をあけましょう。

DIYでやるには、固定工具か万力が必要です。
金属が堅いので 暴れます。

注意してくださいー



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でホースバンドを・・この位置で締め込みます。
このホースバンドの間に 例の鉄板を挟み込み
ホースバンドで締め込みます。

穴の空いた部分は・・フェンダー固定するボルトを取り付ける
感じで、計画を練っておりました。

しかし・・いざフェンダーを取り付けて
テストを行うと・・・
手で触った位で、グネグネとステンレス板が動きます。


要は 強度が足りてないみたいです・・・
手の力で動くと言うことは・・・
風圧計算を考えると・・・

たぶん50㌔くらいでフェンダーがタイヤに当たって
破損するか、最悪は吹っ飛ぶか・・・事故るか
と思い 取り付け断念


 ・
 ・
 ・
 ・

まじかよ・・・・プロトタイプフェンダー取り付け
CADまで引いて図面書いたのに・・・
どういうことだよ。(´Д⊂)



ふうぅ 気を取り直して・・・ 
下げる方法を考えました。

そしてさらに・・・考えて
新たな技を 発見した

無題

こいつらです!
ロングナット 30mm 
ロングビス     50mm

たったこの ボルトとナットだけで 
フェンダーが ダウンできる事に気づきました。

具体的に説明が難しいので
取り付け後と取り付けた後を
ご覧下さい

取り付け前


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取り付け後

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全体のフォルム


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大分見た目が 変わりました!

なんか? 大人のバイクらしくなった
v( ̄∇ ̄)v

やった・・・よ

こんな簡単な手法で・・・
6cmもダウンが成功しました。

正直 ずっとフェンダー上がったまま
見てきていますので・・違和感ありますが
でも、カッコ良くなったと思います。

これで泥跳ねしても 大丈夫です!
(。・ω・)ノ゙

考えると 付けられるもんですな

もう一つ付けてみました。 


キタコ フロントフォークミニガード 超お勧めです!
私これ 2セット目になります。

Φ40-70まで対応しており汎用性が高いです
しかもお安い!

私 GSRとモンキーに取り付けました。

私のモンキーの場合は 
早矢士フロントフォークは・・・
外径40ギリギリの為 ゴムを巻いて厚さを
確保しました。

工具はハサミで 
ロックタイ・結束バンド・インシュロック・タイラップ
呼び名 いっぱいありすぎる・・・どれが正解なんだ・・・

そいつをカットして終了のお手軽改造です。

興味あるならやってみて下さい!

正立フロントフォークが傷から守られます。
それでは皆様 良いバイクライフを!



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