11月5日 (日)
2日目の朝を迎えました。
朝方の冷気に負けず、元気な朝を迎えました。
1日目のブログを見たい方はこちら
川沿いの無料キャンプ場では朝霧が酷く、テントのフライシートもびっしょり濡れておりました。現在の外気温度は4度 凄く気持ちの良い朝を迎えました。
こちらの場所を撤収次第、予約をしてある有料キャンプ場へ向かいます。
朝の準備も整い
ハンデーミルでコーヒー豆を挽き終わり、お湯が湧くまでのんびり時間
お隣様に、煎れたてのコーヒーをごちそうしたく準備中です。
何も考えないこの時間は、本当に良い時間
普段は仕事に追われ・時間に追われ・お客に追われ・納期に追われ etc...
そんな事は一切なく野鳥が鳴く中、ボーっとする時間はストレスフリーになります。
ソロキャンは、ストレス発散には凄く良いのかもしれません。
昨今は手ぶらで行くキャンプも流行っている見たいですので、ご興味があるのなら「オートキャンプ 手ぶら」で行くプランを検討し、道具一式を借りお試しで行って見るのも良いかもです。
私のキャンプ基準では、バイクに掲載できる最低限の道具にてプランを立てておりますが、その中でも持って行っても全く使わない物を排除したり、グラム単位で重量を考えないといけない物もあり、今後への課題となりそうです。
今後のソロキャンへのプランを考えながら、本日お世話になるオートキャンプ場までの道を、スマホで検索しておりました。
朝の8時半になり、キャンプ道具の撤収に入ります。
濡れた物は徹底的に拭き上げ、テントを保護するフライシートの雫を拭き、撤収までの時間を確認しておりました。
やはり一番の問題は、朝露で濡れた部分のブルーシート・グランドシート・フライシートの拭き上げとドロの撤去、この作業が一番時間がかかると解りました。グランドシートはメーカーの高い物よりブルーシートが良いのかもしれない??? 最近はブルーシートも100均で購入できますし、ざっくりと掃除をして折りたためば、撤収も楽になり時間のロス改善にも繋がるかと思いました。
お隣様と別れを告げ
二日目の宿営地「城里ふれあい野外センターとホロルの湯」へ向かいました。
温泉は10:00より開店、人混みを避けのんびり昼まで入りました。
やはり、温泉は次の日にのんびり入るのが一番良いと思います。
一日目は移動とキャンプ時間に使うのが良い気がします。
当日テント設営後に温泉へ行く方もいらっしゃると思いますが、やっぱりキャンプ道具の盗難も含め非常に気になります。当日の限られた時間は非常に重要かと思います。
テント設営と危険な薪割り
二日目のキャンプ設営はやっぱり早い

現地の11時の時点では、晴天に恵まれており、色々乾かしていきます。
一日目の失敗を踏まえ、フライシートは伸ばして張りました。
失敗は成功への道の近道

寝袋のシュラフは、朝方の壮大な結露で濡れてしまったので、出来る限り干していきます。干せる場所が、車の場合サイドミラーが以外に便利

焚き火台を設置し薪の準備
こちらの、「城里野外ふれあいセンター 有料オートキャンプ場」では薪は有料の「乾燥した薪 620円」と「フリー薪」がありました。
今回は挑戦も含めて、フリーの薪で過ごしてみたくおもいます。
(これが危険の始まり・・・)しかし・・・この薪・・・しっとり濡れてる・・・

ナタを使い、薪をバトニングで割ると分かる・・・このヤバみ感

革手袋をはめ、バトニングしていると、突然・・・
薪を抑えてる指に、ナタの先端の刃が当たりました。
痛!・・・やべぇぇ!? やっちまったか・・まじか??
指の第一関節から痛みが・・・

急いで指を確認すると、血は出ていない

打撲の痛みだけが、第一関節にある・・・
よかった・・・・・









これ・・・革手袋の保険がなかったら・・指切断だったんじゃ・・・
ゾッとします。

今回の事故は、どこに原因があるのか・・・
今回起きた事故原因をはおちついて、一つ一つ確認していきました。
- 濡れた薪なのか?
- 薪を持つ手なのか?
- ナタの使用方法なのか?
そんな中1つの仮説が浮かび、早速スマホで検索するとドンピシャ

そう・・・ナタの種類です。
私・・よく調べず使えそうな、片刃ナタをアウトドアーショップで買いましたが、適当に買ったナタが事故へと繋がったみたいです。
「刃物は買う前に、焦らず徹底的に調べる」
と痛感しました。
刃物は切れれば、なんでも良いじゃんは事故の元
ご存知ですか?? ナタ刃の形状は2種類あります。
(私も誠にお恥ずかしいのですが、調べるまで気が付きませんでした・・・)
- 枝伐採用の片刃ナタ (左利き用・右利き用も刃の向きが違う)
- 薪割りが出来る両刃ナタ
上記の2種類のナタ刃が存在します。
片刃ナタでは、絶対にバトニングをしないで下さい。
片刃の刃は形状がDカットになっており、バトニング中に刃が斜めに滑って切れ始めます。真っ直ぐに切る事は凄く難しいです。
その為、薪割り用のナタは両刃に研がれております。
(エビの形状した先端が、薪を抑え付ける様なナタは片刃も有るみたいです)私はそれに気づかず、片刃のナタを適当に買い
薪割に使ってしまいました。
ナタの刃が滑り、薪を抑える指に当たり危うく指が切断しかけました。
刃物を扱うときは、必ずナタ持つ反対の手に保険の革手袋をしましょう。
軍手だと真っ二つに切れます。
もし?滑り止めが付いてない革手袋を両手に付けると、ナタを持つグリップ感が抜け、ナタがすり抜け大変危険です。
これも分かった事ですが、ナタの振り切る軌道は必ず確認し、薪割り時には近くに人が居ない事を確認して、ご利用ください。
私みたいなミスがおきないように願っております。
刃物は適当に扱うと、本当に怪我します。コンクリート上で薪割すれば、早く薪われるんじゃ?と間違った勘違いはしないでください。コンクリートに刃が当たり、刃こぼれを起こします。
薪割りの時は刃こぼれを最小限する為
- 切り株の上
- 平らな木の上
- 石がない硬い土の上
上記が良いと思いました。
キャンプ場に切り株があるのは、薪割りをする為の物です。
用途も判らず、適当に刃物を購入すると怪我の元なので、わからない時は店員に効いて下さい。凄くゾゾッとする話しですが、私みたいなミスを起こして欲しくないので、書いておきます。
火起こしと濡れた薪がダメな理由
さて?火がつくか・・・心配でしたが・・なんとか付いた・・・
しかし・・・なんか燻りながら火がでます。

少し火柱が上がったと思ったら・・・すぐに燻りはじめる。

火吹き棒で吹き上げるも、水分の多い部分が燃えようとすると火が消えようとする。
火の番をしてないと、直ぐに燻りはじめるので、焚き火を楽しみたいのであれば・・・ケチらず乾燥薪を買ったほうが、良いというのが凄く勉強になりました。
もし「道の駅 かつら」を経由するのであれば、薪は道の駅で薪を仕入れた方が、薪の量もあり格段に安く手に入ります。お値段は大体100円くらい違いがあります。ただバイクの場合は搭載限界あるので、ご利用は計画的に!

道の駅かつらでは 薪は 500~490円位で手に入ります。
(乾燥薪で良く燃える)
前日にお話ししたM様によると、火が着きやすいように3年程乾燥させた薪が販売されている見たいです。
ヤフオクで安く買った出張用ノートPCも持ってきまして、ブログでも書きながら焚き火しようと思いましが・・・火がすぐに燻りはじめ全く時間の融通が効かない、火の番が必要とは・・・なんてこった・・・ちょっとでも目を話すと燻り始める。

薪の水分量が乾き始めると、火柱上がる事からやはり薪は少しでも濡れていると当然ながら火付が悪いです。
それでも気合で、火を管理すれば何とか楽しめますが、なかなか慣れていない人だと難しいかも・・
高くとも乾燥した薪を、オススメします。
又薪割は日が上り始めた7時以降に行うか、前日に薪を大量に割って置くのが良いと思います。
朝6時に薪を割ると、クレーマーからクレームを受けます。
実際私も朝、焚火をしたく薪割2~3回位で近くのキャンパーから
「子供が目覚めるので、薪割りをやめろと愚痴愚痴言われました。」
薪割りは行う時は、朝7時過ぎが良いかもです。
でも?キャンプ上のルールでは書かれては無いので・・・
暗黙のルールなのかもしれません
静粛時間帯に音や振動を立てるとクレームの元になります。
人からクレームを受けると、折角の気分も台無しになり下り坂になりますので、お互い気持ちよくキャンプ場を去るためには、色々と考えた方が良いのかと思います。
割った薪を朝方使う時には、朝露に濡れない様にした方が良いです。
テントに前室があるのであれば、前室に置き濡れない様にするのが一番オススメです。
次の日の朝濡れた薪で、着火剤を使い頑張ってみましたが、煙を出すだけで一切火が着きませんでした。
結論
「濡れた薪は火付けが悪く、最悪は付かない」
夕飯はカレーと意外な干す道具
夕飯は米をガスで炊き上げていこうと思います。
水の量は第一関節位にしておき、30分程水付けておきます。
30分後ガスに点火をし、ここから炊き上げていきます。
時間配分は以下で行いました。薪火の時は中火が難しいので、中火ゾーンを作って置くと良いのかな?
- 強火5分位
- 中火20分位 (調整しながら)
- 蒸らし5分位
自宅の電気炊飯機では、37分位で炊きあがるので、逆算を行いました。
沸騰の合図を見計らって、中火にし火の調整をしながら待つ感じです。
蓋を押さえつつ真裏にして蒸らしを行いました。
この間に、カレーを温めていきます。
カレーはよくあるレトルトカレーです
5分位で温め終わるので、ちょうど蒸らし時間が終わればご飯炊けるかもです。
ご飯たけたかな・・・どうか・・・見てみよう・・・
おおおおお!!!
炊けてる炊けてる!!
焦げもない!
最高の状態だ!
これぞご飯!
キャンプ飯が出来ました!
なんでしょう? ブログを読んで方にもキャンプ飯はもっと豪華にと想像している人が居るかと思いますが・・・良くお考え下さい
このキャンプ飯を食べるまで道のりは長く、それなりの装備を整えやっと食する事が出来ます。キヤンプ記事を読んでレトルト製品を批判する人もいますが、このレトルトカレーは銀座の一等地でご飯を食べるのと同意義かと思います。
食事が終わり、鍋の干し方を考えておりました。
如何に効率良く干せるのか?と考えていると、以前買ったS字フックが目に入り、何気に使ってみるとこれが凄く良い!!
100均で購入したS字フックが凄く使える
こんなにバランス良く、干せるとは予想外です。
風が多少吹いても、S字先端が滑り止めになっているので落ちる事も一度も無かったです。
テーブルの丈が膝まであるツールなら、S字フック 5個入り1セットがオススメです。
キャプテンスタックの折りたたみローテーブルは、地面に近すぎるのでS字フックは活用できません。
100均で購入した干すツールもありましたが・・・これで良いやん!
これでいいのだ!!
プラの部分があるので、テーブルも全く傷になりません
無くしても5個入り100均なので、無くた時のダメージも少ないのも良い所
夜が深けて行く
本日も色々勉強する事が沢山できました。
今日のソロキャンプを思い返しながら、反省とお酒タイム
今日の反省と総括は・・・
- 刃物は使用を間違えると怪我をする
- 革手袋は必ず付ける(怪我防止)
- 炊飯時には目を離さない
- 濡れた薪は使わない (無料の薪は良く確認する)
- 薪割りは日中に行っておく(早朝薪割りは、クレームが来る)
- 早朝焚火に使う場合には、テント前室に薪を置き朝露に濡らさない対策を考える
- モンベルの緑フライシートは蟲が寄って来る。
- 100円均一は宝の山
ちょっとした事でも、色々怪我やトラブルになるのだな・・・と色々と勉強した二日目キャンプでした。
夜も深け、そろそろ就寝時間となりました。
色々とトラブルもありましたが、本当に良い勉強になりました。
同じ失敗を2度はせず、前を向いてソロキャンを楽しみたく思います!
最後に思うのは、ファミリーキャンプ場にソロキャンは結構場違いな空気を感じました。
次探す場所は、もっとワイルドな場所が良いのかもしれません。
澄んだ朝日はとても気持ちが良かったです。
しかし?ファミリーキャンパーのテントの大きさに本当にびっくりします。
あんなのどうやって?片付けるのだろうか・・・と思った三日目の朝でした。
その後、無事に帰省をしテントを干しました。
二日目も読んで頂き、誠にありがとうございました。
コメント
コメント一覧 (4)
てかまだ虫いるんですね。
こっちだと蚊はもちろん虫の姿を見なくならました👍(寒すぎてw)
初めての所に行くと、新しい発見やドキドキもあるのですが、みんなが楽しめる様、
ローカルルールとか、気を付けないといけない事もあったりでちょっと緊張しますね。
これを見て昔の事を思い出しました。父に飯盒炊爨を教えて貰った時に、
木の枝を使い、中の音を聞いて、飯の様子を探る方法です。
一応、野営のプロ?だったので、得意げに教えていたなぁなんて。
いくつになっても新しい発見っていいものですねぇ。
毎度ありがとうございます。
さすがに虫が集まるとか・・結構予想外でした。
寒いくなるといっぺんに居なくなりますよねぇ
お互い寒い時期はお気をつけていきましょう
毎度ありがとうございます。
怪我しないと覚えられない事もありますから、今回は予防も含め良かったと思います。
刃物は気をつけましょう 汗
ご飯の美味しい炊き方は本当に難しいですよね・・・
私も感覚でやっておりますが・・・いずれ失敗しそうです。
新しい発見は今後も見つけ楽しんで行ければなーと思います。